寝かしつけがなかなかスムーズにいかない。
時間がものすごくかかる!というのが多くのお母さんの悩みではないでしょうか。
そして、兄弟がいる場合はさらに難易度が上がっているように思いませんか?
結局のところ、眠たくならなければ、どんなに手を尽くしても、こどもは寝ません。
でも、こどもの気持ちに付き合っていたら、
「夜中までずっと寝ない!」
「寝てからやりたいことがあるのに!」
「一息つきたいのに!」
というのが大人の正直な気持ちですよね。
そこで今回は、なぜ子供が「すんなり寝てくれないのかと言う理由」と「どのような環境にすればのか?」、そして「私の失敗談」などをお伝えしますので、参考にしてみて下さいね。
寝かしつけに必要な準備がなによりも大事!
「こどもはなんですんなり寝てくれないんだろう?」と思ったことはありませんか?
答えは簡単です。
それは、「眠たくないから!!」
この「眠たくない」は大人の眠たくないとは少し違い、「寝るための気持ちが整っていない」という方が近いです。
1日の終わりを意識させる
こどもは寝てしまった後に、まだなにか楽しいことを大人がするんじゃないか。と思うと「もったいない」「もっと楽しいことがしたい」と寝ないように必死になります。
「もう楽しいことは起きない。また明日になれば楽しいことが始まる」という気持ちになってもらうことが大切です。
とにかく疲れてもらう
とにかく日中にたくさん遊んで疲れてもらうようにしましょう!
疲れていれば、夜ご飯を食べ、おなかもいっぱいになったところで自然と眠たくなるのです。
長男はこの「とにかく眠い」という気持ちから寝室に行くようになるきっかけにもなりました。
寝かしつけるための気持ちの落ち着け方とは?
眠ってもらうためにはなにをしたらいいのか?
わが家で主に効果があったことをご紹介しますね。
お気に入りグッズを見つける
お気に入りのグッズができると、それを持つだけで安心することができます。
安心できるものがあると、気持ちは落ち着くのです。
ものはタオルかもしれないし、タオルケットかもしれないし、ぬいぐるみやおもちゃかもしれません。
あまり大きなものやとがったものは危ないし邪魔になるので避けたいですが、そこまででなければ、持ったままにしてもいいよと伝えてあげるのもいいでしょう。
音楽をかける
寝ようと声をかけてから毎回決まった音楽をかけていました。
オルゴールやクラシックなど色々試しましたが、子守歌がたくさんはいったアルバムに落ち着きましたね。
歌があるものとサウンドトラックのものとありましたが、わが子たちは声があった方が気にいっていた(よく寝た)ので、そちらをかけるようにしていましたよ!
呼吸を赤ちゃんと同じスピードにあわせる
寝るときに呼吸のタイミングを可能な限り同じタイミングになるようにしましたね。
吸ってはいてのタイミングが同じだとよく寝ましたよ!
トントンしてリズムを作るよりこちらの方が息子たちにはあっていたんですね。
眉間をさわる
これは、少し眠たそうにしてからでないと効果がなかったのですが、うっとりしてきたときに眉間を上から鼻筋にかけてなぞるとさっと寝る事が多かったです。
頭をなでるのも心地よさそうにしていましたが、寝るということに関しては眉間の方が早かったです。
1日の出来事をふりかえる
1日の出来事の振り返りを話すようにしていました。
そうすると、今日はもうこれから何か楽しいことが始まることはないのだなと思うらしく、じっとしていられるようになったんです。
寝かしつけからは離れてしまいますが、こうした会話で、息子は言葉を使って「伝える」という練習にもなっていたようで、お話が上手になりましたよ!
寝かしつけで失敗した3つの体験談!
早く寝てほしくてしたことだけど、つらい方法になってしまったことがあります。
寝かしつけは毎日のことだから、親がつらいと思う方法は避けた方がベターです。
抱っこしての寝かしつけ
抱っこをするとお互いの鼓動が聞こえるし、人肌は温かいので、手っ取り早く落ち着く方法です。
私も次男の寝かしつけは抱っこしてまず次男を寝かせてしまおう!と抱っこをしていました。
ですが、次男が大きくなってくるにつけて重くなって辛い!
次男も大きくなっているので、「抱っこされると眠たくなる」「そのあとに楽しいことがあるのではないか」と思うようで、夜の時間に抱っこをされることを嫌がるようになってしまいました。
それでも次男も抱っこ以外の方法での寝方を知らないので大泣きしながら抱っこをされ寝るというなかなか気持ち的にしんどいことをしていましたね。
絶対に2人同時に寝かせる
こどもが1人の時はまだよかったです…。
2人になって本当にそう思いました。
2人同時に眠ってくれるなんでことはほぼないのですね。
どちらかが元気であれば、もう一方が眠たくても覚醒してしまうのです。
同時に寝かそうと躍起になると覚醒している方に対してイライラしてしまうものです。
イライラしていると何をしてもどこか雑な扱いになってしまい、より寝ませんでした。
同時になんて寝ない。
眠たそうな方からひとりひとり寝てもらおう。と気持ちを変えてからの方がうまくいくようになりました。
いいといわれた方法にこだわる
私もどうしたら、早く寝るんだろうと聞いたりしましたし、聞いたことを試しました。
ですが、その聞いた方法にこだわってしまっては良くないです。
こどもはひとりひとり違いますから「合う」「合わない」が必ずあります。
あってないなと思ったらすっぱりその方法はやめるのがお互いの為です。
まとめ
子供に寝てもらうためには、気持ちを落ち着かせてもらうことが大事だとお伝えしましたね。
ポイントは以下の5つです。
・お気に入りの音楽をみつける
・呼吸を赤ちゃんと同じスピードにあわせる
・眉間をさわる
・1日の出来事をふりかえる
どれがいちばんいい方法だなんてことはないですし、どれかひとつでもしっくりくるものがあればいいのです。
寝かしつけが必要な時期は子育て期間で考えれば短い期間ですが、毎日のことなので、イライラするものです。
この中にみなさんのお子さんと相性のいい方法があって、お母さんの気持ちが軽くなるものがあればうれしいです。