日々赤ちゃんの成長を見ているのは本当に幸せで楽しいですよね。
けれど、他の同じ月齢の赤ちゃんが自分の子供よりも先に色んなことができていると焦ったり心配したりしてしまいませんか?
今回はそんなハイハイを「始める目安の時期」や「しない理由」、「練習は必要なのか?」などについてご紹介していきます。
うちの子はなかなかハイハイをしないな~とお悩みの方は、是非参考にしてみてください!
ハイハイを始める目安の時期はいつ?
ハイハイは多くの赤ちゃんが発達の中で行う行動です。
ですが、必ずしも発達や成長に必要というわけではありません。
また、ハイハイは生後8か月ころから始める赤ちゃんが多いです。
そして生後10か月ころまでに9割の赤ちゃんができるようになると言われています。
ただ、この時期の赤ちゃんは個人差がとても大きいので10か月が来ているのにハイハイがなかなかできないなと感じても焦る必要はありあせん。
私の子どもも少しのんびり屋さんだったのか、数日違いで出産した友人の赤ちゃんがハイハイしているのにまだお座りしかできないような状態でした。
ハイハイをしない理由
ハイハイできるだけの筋力がまだ整っていない
ハイハイはたくさんの筋肉をバランスよく上手に使うことで完成します。
使う筋肉は手足、おしり、腹筋などです。
必要な筋肉が備わっていなければ、ハイハイの体位を保てませんし、移動したりすることはもっと難しいですよね。
ハイハイができるようになるまでその子の成長に合わせてゆっくり待ってあげましょう。
意欲や周囲への興味がない
ハイハイをすることで自分の行きたいお気に入りの場所や、思ったように動くことができるようになるんですね。
そうなるとママを追いかけることもできるようになります。
しかし、赤ちゃんの個性などによってはそれほどまだ周囲に興味がないなどの理由でハイハイをしないということがあるんです。
赤ちゃんの様々な感覚を刺激することにより、興味や意欲を引き出すことができると言われているので赤ちゃんの五感を刺激してみてください。
周囲の環境が適していない
赤ちゃんがハイハイで色んな所を冒険したいと感じていても、赤ちゃんのまわりに様々な物が置いてあり、動けない、床材が柔らかすぎるなどハイハイをするには適していないなどがあります。
一度赤ちゃんの周囲を見回して確認してみましょう。
病気などの可能性
目安の月齢(10か月)ころを大きく過ぎ、ずりばいやハイハイ、つかまり立ちなどをしない、できないような場合は病気などの可能性もあります。
考えられる病気の例として、以下のようなものなどがあります。
・低緊張(筋緊張低下症)
素人では判断できませんので一人で悩まず、心配であれば市区町村の保険センターやかかりつけの小児科などで相談してみてくださいね。
ハイハイをしない赤ちゃんも
赤ちゃんによってハイハイのスタイルは十人十色です。
ずりばいから始まり、少しずつハイハイになっていく赤ちゃんもいれば、ずりばいからハイハイをすっ飛ばしてつかまり立ちをするようになるなど…。
中にはいきなりつかまり立ちをして周囲を驚かせる赤ちゃんもいます。
ずりばいも前に進むのではなくて、後ろに進んでしまう、両手を使って前に進むのではなく片手だけで踏ん張って前に進む赤ちゃんなど様々です。
またお座りからおしりを動かす、浮かせることなどで移動する赤ちゃんもいます。
このような赤ちゃんのことをシャッフリング・ベビーと言います。
このような赤ちゃんたちは歩き始める時期が遅くなる傾向はあると言われていますが、将来の運動能力などに影響はないという調査の結果が出ています。
私の子どもはずりばいの期間が長く、スタイルも独特でした。
ずりばいが始まったころは後ろ向きに進んでいました。
その後ずりばいに慣れたころには片手だけを使ってほふく前進のように進んでいて、まるでレンジャーが訓練しているかのようでした。
もうハイハイはしない子なのかもと半分あきらめていたころにハイハイをするようになりました。
練習って必要?どうやって練習する?
早くハイハイに慣れてもらうために練習したほうが良いのかなと思うママやパパもいるでしょう。
しかし、練習は必ずしも必要なものではありません。
上でも述べましたが、いきなりつかまり立ちをする子もいるからです。
赤ちゃんが嫌がっていなければ様子をよく見ながら練習をしてみてくださいね。
具体的な2つの練習方法
おもちゃを使ってみる
赤ちゃんをうつぶせに寝かせ、手が届くかどうかギリギリのところに音の出るおもちゃや赤ちゃんのお気に入りおもちゃを置いてみます。
意欲を刺激してあげることができるでしょう。
うつぶせに寝かせるので、疲れた様子が見られたら練習はやめてあげましょう。
私の子どもの場合も、おもちゃを置いて練習しました。
まったく届かないような場所に置くとあきらめてしまいそうだったので、ギリギリのところに置いて、少し手が届いたらまた少し遠くへ置いてみたりと練習をしたのを覚えています。
他の赤ちゃんがいるような所に行ってみる
他の赤ちゃんがハイハイしているのを見たりすると興味や意欲が刺激されることもあります。
保健センターや子育て支援施設、ショッピングモールのキッズスペースなどがおすすめです。
私の子どももずりばい、ハイハイがゆっくりだったんです。
友人と集まるときに意欲が刺激されてしてくれるようになったら良いなと期待しながら集まりに参加しました。
私の期待とはうらはらに、我が子は人見知りを発動。
意欲を刺激するどころか泣いてばかりで大変でしたね。
まとめ
赤ちゃんがハイハイし始める時期は次の2つでしたね。
・おおよそ10か月ころまでに90%くらいの赤ちゃんができるよう
になると言われている。
また、ハイハイをしない理由としては、筋力がついていない、興味や意欲がない、環境が整っていない、病気などの可能性が考えられました。
そして、ハイハイのスタイルはさまざまあります。
ずりばいやハイハイをしないでつかまり立ちをする子もいる。
ハイハイを練習する際も
・練習におもちゃを使用したり、同じくらいの赤ちゃんがいるような
場所に行って周りの子たちから刺激を受けてみるなどの方法がある。
と、この頃の赤ちゃんは個人差が大きいです。
周りの赤ちゃんと比べて焦る必要は全くありません。
でも、焦る必要はないと頭ではわかっていてもまだできないなと心配になるのが親心ですよね。
お伝えしたことが少しでもお役に立てば良いな~と思います!